いよいよB.A.K.mild

いよいよB.A.K.mild
かねてから開発中のNewボードアタッチメントキット”マイルド”がいよいよ発売となります。
タイプ1カービングキットから始まり現行のBAKmarkⅢまで、長年こだわり続けて来た
ボードアタッチメントキットに新しいモデルが追加発売となります。

このモデルは各種パーツの組合せで構成され、エッジ特性にこだわる”BAKmarkⅢ”とは対照的で、硬さの異なるラバーだけの構成で単純簡単なキットとなっています。
クイックでシャープなエッジ特性にこだわらず、楽で軟らかなフィーリングとなっています。
とにかくボードが粘り強く良く動きます。まるで高級乗用車にでも乗っているような・・?感じですかね。
だから余計に”BAKmarkⅢ”とは対象的です。
(”BAKmarkⅢ”はエッジが切れすぎてとかシャープ過ぎて硬いのがイヤと感じられる方には持って来いのフィーリングです!)
もちろんアイスバーン特性にこだわる方はやはり”BAKmarkⅢ”ですが・・・

開発にあたり、現行のアタッチメントの問題点をかなりのレベルで解消しました。

たとえば標準使用のブッシュラバー(艶のあるブラック)やカラーブッシュラバー(カラフルなピンクやホワイトの格好の良いあれです)は、ウレタン系のラバーです。型に流し込んで成型して作りますが、簡単に成型出来たり着色出来るメリットの半面、温度の影響をとても受けやすく低温(氷点下・・ゲレンデの気温)になるととても硬くなってしまいます。まるでプラスチックのように硬くなるので、室温で手に取ったときの軟らかさはゲレンデでは全くありません。
氷点下では変形したままに

常温でも形状が戻らない

いくら硬度が45とか55とか言っていてもゲレンデではカチカチです。だから気温が高ければ狙い通りの性能が得られる半面、気温が低くなるとゴツゴツした滑りで音もゴーというような風になります。昨日の昼間はねばってくれて良い感じで滑れたのに今朝はいきなり横にスライドしてしまうなんてことは大勢の方が経験済みでしょう。
ただでさえ刻々と変化する雪面や気温、さらに変化するラバー硬度をライダーは常に感じ取りライディングに反映させるなんてことは到底出来るはずが有りません。
これ変でしょ!おかしいでしょ!・・・
でもマイルドに使用しているゴムはこんな心配は一切有りません!
少なくともマイナス30℃位までなら下記の図の通りで、硬さの変化は極わずかです。使用域での温度による硬度変化が少ないので、いつでも安定した性能のスノースクートに乗っていただけます。
マイルド採用のラバー特性

ただし、格好の良いカラフルなラバーにはなりませんが・・・(艶の無い黒だけです)

次の解消点はボードをセットするためのスクリューです。
使用中に折れてしまったり、スクリューでフレームを削ってしまったり又、ナットの緩みにより常に面だし(レベルセッティング・ファインフィッティング等とも言う)をしていなければならないなど、これも問題の多い個所です。
フレーム穴が削れた例

スクリューが削った削れカス

マイルドでは”BAKmarkⅢ”で使用しているラバーと同形状の物を採用!
だから、折れることも、フレームを削ってしまったり又、常に面だし作業をすることも有りません。最初に一度取付て面だししておけば何年にも渡って使用を続ける事が可能となりました。メンテナンスフリーとでも言いましょうか・・?

スーパーハードラバー

ハードラバー

ミディアムラバー

ソフトラバー
硬さの比較がわかりやすいように同じ力で引っ張って見ました

もう一つの解消点は、体格・体重・使用ボードの硬さ・シーン・好み(硬いのが好きとか軟らかいのが好きとかを言う)に合せて選ぶ事が出来るようにしました。
これは4種類の硬さの異なるラバー(ソフト・ミディアム・ハード・スーパーハードの4種類)を2種類づつ組み合わせることで3タイプのキットとしました。マイルドソフトとマイルドミディアムそしてマイルドハード(発売予定)の三種類です。
これによってより多くの方に対応できるようにしました。
まだまだ有るのですが、とりあえずこの位で大体の全貌はお分かりいただけるでしょうか・・?

すでに大勢の方に大変評価していただいておりますが、
昨シーズンは
ニコに”これは革命的だ”や
ドゥシャンには”リカバリーが格段に楽になった”とか、
昨夜はチタンフレームにニコボードでトライ中の宮川洋平選手から”マイルドミディアムは凄く良い!!気に入った!僕の力の80%までをカバーしてくれる。早くマイルドハードを付けて全てカバーしてもらいたい”など・・・

私としても何が良いかって?聞かれても一言では答えられない不思議な良さが有ります。
つまりこれがBAKマイルドのマイルドでしょうか・・?
新製品BAKマイルドによってもっともっと沢山の方にスノースクートの魅力をお伝え出来れば幸せです。

開催中のあさプラスノースクートミーティングではジックジャパン2012モデルの試乗から
BAKマイルド装着スノースクートへの試乗会を開催中です!
是非一度お試しください・・・

Author

SnowCycleWorld

1999年にスノースクートを始める。スノーサイクルワールドを展開し、 普及・発展活動の一方で、積極的に研究開発を進め、画期的な発案で 現在のスノースクートに大きな影響を与え続けている。

主な活動内容はページ下部

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ブロガーの主なプロフィール

SnowCycleWorld

SnowCycleWorld

1978年より長野県松本市でバイクショップを経営、現在に至る。
1999年よりスノースクートを始める。スノーサイクルワールドを展開し、
普及・発展活動の一方で積極的に研究開発を進め、
画期的な発案で現在のスノースクートに大きな影響を与え続けている。

主な研究開発・製品及び活動を表示▼

  • ボードレベルセッティング理論(面出し・ファインフィッティング)の発見・実証。
    -> 現在各社スノースクートのスタンダードとなっている。
  • ボードアタッチメントの支点理論の発見・実証・販売。
    -> 世界初カービングキットtype1の製造・販売。
  • ワイドフロアーの発案・販売。
    -> 現在のメーカーオプションの礎になる。
  • Newボードアタッチメントの製造・販売。
    -> 世界初コの字型金具使用のフローティングカービングキットtype2の製造・販売。
  • 第1回スノースクートクロスinイガヤの開催。
  • Newボードアタッチメントの製造・販売。
    -> 世界初ダイカスト金具使用のカービングキットtype-3/type-3Rの製造・販売。
  • ローヘッドタイプのスノースクートの発案・提案。
    -> 2005年にメーカーよりSTYLE-Rとしてデビュー。
  • Newボードアタッチメントの製造・販売。
    -> カービングキットtype4Rの製造・販売。
  • フレックスフレーム / フレックスフォーク理論の発見・提案。
    -> 2006年にメーカーにてSTYLE-R / STYLE-Aに採用。
  • Newボードアタッチメントの製造・販売。
    -> カービングキットtype5Rの製造・販売。
  • M.I.B.S.(マルチプルインサートボルトシステム)理論の発見・実証・提案。
    -> 2009年にメーカー採用となる。
  • Newボードアタッチメントの製造・販売。
    -> ボードアタッチメントキット B.A.K. MarkIの製造・販売。
  • Newボードアタッチメントの製造・販売。
    -> ボードアタッチメントキット B.A.K. MarkIIの製造・販売。
  • 第24回スノースクートクロスinイガヤの開催。
    -> イガヤスキー場営業縮小のため最後の開催となる。
  • Newボードアタッチメントの製造・販売。
    -> ボードアタッチメントキット B.A.K. MarkIIIの製造・販売。
  • あさひプライムスキー場スノースクートミーティング開催。
    -> 試乗・スクールなどのふれあいミーティング全6回開催。
  • ミドルヘッドタイプのスノースクートの提案。
    -> 2012シーズンにメーカーよりSTYLE-Aとしてデビュー。
  • Newボードアタッチメントの製造・販売。
    ボードアタッチメントキット B.A.K. マイルドの製造・販売。